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コンバットレスリング 競技ルール

日本コンバットレスリング協会ルール制定委員会 2013年1月1日現在


1.  階級:   60kg・66kg・73kg・80kg・+80kg 以上5階級、計量はリミットまで。
計量の際は、協会推奨の赤青(または黒白)ショーツ着用で受けること。
2.  試合時間:
(1)1回戦~準々決勝は、4分1R。準決勝は、5分1R。決勝は、3分2R
(2)特別試合ワンマッチは、3分2R
(3)大会試合方式は、トーナメント制。三位決定戦は大会毎の定めとする。
3.インプレイ:   全ての最終判断(タイムアップ等)は、レフリーが裁定する。
4.勝負判定:
   (1)関節・締め技による一本・タップアウト。
   (2)点差12点以上獲得時にてテクニカル一本。
   (3)一本での決着がつかない場合、得点数の優劣による判定決着。
   (4)得点同数で終了の場合は
           ①コーション数が少ない選手の勝利
           ②ビッグポイントが多い選手の勝利
   (5)上記で勝敗が決しない場合は
           A 最大延長3分にて、キャッチポイント以外の技術点で2点選手した選手の勝利
           B 延長戦同点終了(0-0、1-1)の場合は、三審判投票で勝敗を裁定する。
5.ポイント:
   レフリー・ジャッジ・チェアマンの三審制により、三分の二の原則により以下を採点する。
   スタンド
   (1)タックル・投げ技等による完全に尻から落とすテイクダウンに1P
   (2)タックル・投げ技等による相手の身体をマットから浮かせてのテイクダウンに2P
またグランド状態から完全裏返しの投げ技に2P
   (3)タックル・投げ技等による相手の身体を自然立ち位置の目の高さまでコントロール
したテイクダウンに3P
   (4)タックル・投げ技等による相手の身体を自然立ち位置の目の高さを超えてコントロー
ルしたテイクダウンに4P
   ポジショニング
   (1)マウントポジション           (完全仰向け状態の相手に馬乗りで完全制圧)に1P
   (2)バックポジション  (腹這い状態にして相手を背後から完全制圧)に1P
   (3)バックポジション  (四つん這いにした相手を背後から完全制圧)に1P
   (4)キャッチ            (一本直前の関節技に移行した状態に入ったとき)に1P
   抑え込み
   (1)三審判の二人以上が抑え込みを完全制圧と確認した状態から成立する。
(2)連続10秒以上、1P。連続20秒以上、3P。連続30秒以上、4P
(3)一試合一回限り有効。試合終了直前からの抑え込みは、最大30秒まで続行。
6.消極性と膠着:
  (1)両選手が積極的に競わない場合は、マット中央に呼び注意を促す。グランド状態での
     膠着は、スタンドポジションに戻す。
  (2)不用意に後ろに下がり場外に出た場合、消極的とみなし口頭注意を与える。
7.コーション(警告):
  (1)三審判の二名以上が同意した場合、消極的な選手にコーションを与え、相手選手に
Pを与える。2回目も同様。
  (2)3回目のコールを受けた選手は失格負けとなる。
  (3)大会の規定により、1回目と2回目の際、優者に選択制のレフリーポジションを与える
ことがある。
8.失格:
  (1)コーションを三回受けた者。
  (2)重大な反則を犯した者。
  (3)ドクターストップ、またはセコンドの判断により負傷棄権した者。
9.インジュアリータイム:  試合中合計三分間まで。
10.禁止事項
   (1)ボトムポジションからの胴締め両足クラッチの使用は、準決勝・決勝戦のみ認める。
   (2)両足クラッチで首だけを絞め上げる行為は禁止する。
   (3)禁止技は以下の通りである。
      首・腰・背骨・指関節への攻撃。立ち関節技。指や手による鷲掴み技。全ての打撃         技。指組合掌。その他、社会通念に違反する行為。
11.試合準備
   (1)協会推奨の赤青(または黒白)ショーツを着用すること。
   (2)レスリングシューズを履き、靴紐を止めるためテープを巻くこと。
   (3)爪を短く切り、汗を拭き、身体を清潔に保ち、各コーナーからマットに上がること。
   (4)組合せ表の上段の選手が赤か黒、下段が青か白としショーツの色を合わせる。
12.マナー
   (1)ジャッジメントやレフリーの指示に対する抗議は認めないが、選手は判定に対して質
問を行うことができる。
   (2)セコンドの言動や行動が不適切な場合、イエローカードを与えることがある。
同じ行為を繰り返した場合選手に減点を与え、セコンドは退場とする。
   (3)社会常識に反する言動を起こした選手・セコンド・サポータ・観戦者には、注意・退場
等の措置を執る。



13.特別事項 (コンバットレスリンググランドについて)
   (1)2009年11月29日開催のオープン選手権大会において初めての試みとして行う。
   (2)スタンドと異なって行われる事項は以下の通りである。
     ①試合のコールを受けマット中央でレフリー・対戦相手と握手をする。
     ②両者は膝を付いた状態で試合開始のホィッスルを待つ。
     ③試合の展開においては、片膝のみ立てることを許される。
     ④両足が立った状態でレフリーは試合を中断する。頻繁に立ち上がる選手には注意
が与えられる。
     ⑤膠着の場合は中央に戻って再開する。
     ⑥その他、ポイント・判定等に関する基準は上記ルールに順ずる。
   (3)ルール詳細については、審判会議で現在も検討中であり、詳細については開催直
前のルール説明に注意すること。

以上

改定の記録
2013.1.1
1. 階級
55キロ級を廃止とし削除する
5. ポイント 抑え込み
   「完全制圧」を追加

「締め技」を「絞め技」に変更

2012.10.
1. 階級
11.試合準備
「協会指定の赤青リバーシブル」ではなく「協会推奨の赤青(または黒白)ショーツ」

<PDF>
日本コンバットレスリング協会ルール制定委員会
2010年9月1日現在
1. 階級:
55kg・60kg・66kg・73kg・80kg・+80kg 以上6階級、計量はリミットまで。
計量の際は、協会指定の赤青リバーシブルショーツまたは市販のサーファーショーツ(黒=赤、白=青)を着用で計量器に乗ること。

2. 試合時間:
(1)1回戦~準々決勝は、4分1R。準決勝は、5分1R。決勝は、3分2R。
(2)特別試合ワンマッチは、3分2R。
(3)大会試合方式は、トーナメント制。三位決定戦は大会毎の定めとする。

3.インプレイ:
全ての最終判断(タイムアップ等)は、レフリーが裁定する。
4.勝負判定:
(1)関節・締め技による一本・タップアウト。
(2)点差12点以上獲得時にてテクニカル一本。
(3)一本での決着がつかない場合、得点数の優劣による判定決着。
(4)得点同数で終了の場合は
   ①コーション数が少ない選手の勝利
   ②ビッグポイントが多い選手の勝利
(5)上記で勝敗が決しない場合は
   A 最大延長3分にて、キャッチポイント以外の技術点で2点先取した選手の勝利
   B 延長戦同点終了(0-0、1-1)の場合は、三審判投票で勝敗を裁定する。

5.ポイント:
レフリー・ジャッジ・チェアマンの三審制により、三分の二の原則により以下を採点する。

スタンド
(1)タックル・投げ技等による完全に尻から落とすテイクダウンに1P。
(2)タックル・投げ技等による相手の身体をマットから浮かせてのテイクダウンに2P。
   またグランド状態から完全裏返しの投げ技に2P。
(3)タックル・投げ技等による相手の身体を自然立ち位置の目の高さまでコントロールしたテイクダウンに3P。
(4)タックル・投げ技等による相手の身体を自然立ち位置の目の高さを超えてコントロールしたテイクダウンに4P。

ポジショニング
(1)マウントポジション (完全仰向け状態の相手に馬乗りで完全制圧)に1P。
(2)バックポジション (腹這い状態にして相手を背後から完全制圧)に1P。
(3)バックポジション (四つん這いにした相手を背後から完全制圧)に1P。
(4)キャッチ (一本直前の関節技に移行した状態に入ったとき)に1P。

抑え込み
(1)三審判の二人以上が抑え込みを確認した状態から成立する。
(2)連続10秒以上、1P。連続20秒以上、3P。連続30秒以上、4P。
(3)一試合一回限り有効。試合終了直前からの抑え込みは、最大30秒まで続行。
6.消極性と膠着:
(1)両選手が積極的に競わない場合は、マット中央に呼び注意を促す。グランド状態での膠着は、スタンドポジションに戻す。
(2)不用意に後ろに下がり場外に出た場合、消極的とみなし口頭注意を与える。
7.コーション(警告):
(1)三審判の二名以上が同意した場合、消極的な選手にコーションを与え、相手選手に1P を与える。2回目も同様。
(2)3回目のコールを受けた選手は失格負けとなる。
(3)大会の規定により、1回目と2回目の際、優者に選択制のレフリーポジションを与えることがある。
8.失格:
(1)コーションを三回受けた者。
(2)重大な反則を犯した者。
(3)ドクターストップ、またはセコンドの判断により負傷棄権した者。


9.インジュアリータイム:
試合中合計三分間まで。
10.禁止事項
(1)ボトムポジションからの胴締め両足クラッチの使用は、準決勝・決勝戦のみ認める。
(2)両足クラッチで首だけを締め上げる行為は禁止する。
(3)禁止技は以下の通りである。
   ①首・腰・背骨・指関節への攻撃。
   ②立ち関節技。
   ③指や手による締め技。全ての打撃技。
   ④指組合掌。
   ⑤その他、社会通念に違反する行為。
11.試合準備
(1)協会指定による赤青リバーシブルのショーツを着用すること。
(2)レスリングシューズを履き、靴紐を止めるためテープを巻くこと。
(3)爪を短く切り、汗を拭き、身体を清潔に保ち、各コーナーからマットに上がること。
(4)組合せ表の上段の選手が赤、下段が青を原則とし、リバーシブルの色を合わせる。
12.マナー
(1)ジャッジメントやレフリーの指示に対する抗議は認めないが、選手は判定に対して質問を行うことができる。
(2)セコンドの言動や行動が不適切な場合、イエローカードを与えることがある。同じ行為を繰り返した場合選手に減点を与え、セコンドは退場とする。
(3)社会常識に反する言動を起こした選手・セコンド・サポータ・観戦者には、注意・退場等の措置を執る。
13.特別事項 (コンバットレスリンググランドについて)
(1)2009年11月29日開催のオープン選手権大会において初めての試みとして行う。
(2)スタンドと異なって行われる事項は以下の通りである。
  ①試合のコールを受けマット中央でレフリー・対戦相手と握手をする。
  ②両者は膝を付いた状態で試合開始のホィッスルを待つ。
  ③試合の展開においては、片膝のみ立てることを許される。
  ④両足が立った状態でレフリーは試合を中断する。頻繁に立ち上がる選手には注意が与えられる。
  ⑤膠着の場合は中央に戻って再開する。
  ⑥その他、ポイント・判定等に関する基準は上記ルールに順ずる。
(3)ルール詳細については、審判会議で現在も検討中であり、詳細については開催直前のルール説明に注意すること。

以上

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